藤林 叡三

略  歴

1928 5月29日京都府京都市生まれ
1950 武蔵野美術学校西洋画専攻科卒業
1951 自由美術家協会展初出展
1955 1962年まで結核のため療養生活を送り画業中断
1963 武蔵野美術短期大学通信教育部非常勤講師
自由美術家協会展に再出展
1966 自由美術家協会会員(’64年に会の名称:自由美術協会として再出発)
1968 渡欧、自由美術協会展出品 靉光賞受賞
1969 武蔵野美術大学油絵学科非常勤講師
1971 現代の幻想絵画展出品(朝日新聞社主催)、藤林叡三展(日本橋・日本画郎)
1973 安井賞展出品(’78)、日本洋画新世代展出品(西部デパート)
藤林叡三展-想像力の世界第3回(紀伊国屋画廊)
1980 武蔵野美術大学油絵学科教授就任  藤林叡三展(あかね画廊)
1988 現代の人物展-日本画檀の精鋭による-出品(東京新聞主催・伊勢丹美術館他)
1993 藤林叡三-Light up down town(千駄木画廊)
1995 長期在外研究員として渡欧(4月から10月)
1996 油絵学科主任教授就任、11月15日死去(享年68歳)
1997 遺作展(武蔵野美術大学・図書館)
1999 藤林叡三展(日本画廊)
2000 藤林叡三展(あかね画廊)
2001 藤林叡三展(あかね画廊)
2002 藤林叡三展(あかね画廊)
その他個展、グループ展 多数、スカラベ展の生みの親
収蔵作品:栃木県立美術館、早稲田大学演劇博物館、昭島市文化会館、他
生  前 :自由美術協会会員、美術家連盟会員
あかね画廊での個展
2002年1月14日(月)〜1月20日(日)
2001年1月22日(月)〜1月27日(土)
地下道にて F60   1983 オレンジ・シャツ 変60  1984
2000年1月13日(月)〜1月22日(土)

 藤林先生に初めてお会いしたのは、坂崎乙郎先生のおすすめで才能に恵まれながらも、若くして自殺してしまった深井克美の遺作展を企画した昭和54年11月頃でした。先生は当時既に、人間の魔性を幻想的にリアルタッチで表現する作家として画壇に注目されて居りました。シュール的怪奇幻想的作風の深井克美を最もよく知る一人として、坂崎乙郎先生が紹介されたのが藤林先生でした。それから二十年近く、先生の作風に踏み込めないまま先生の人柄に惹かれて再三となくご自宅に伺いなにくれとなく御指導を戴いてきました。スカラベ展は先生のご発案になるものとして、大切な画廊イベントの一つとなって居ります。晩年は、人の心を静かにみつめられた作風となられました。このたび、先生の作品を三段階にまとめて振り返ってみたいと思って居りますが、先生への思いを込めて、何卒御高覧下さいますようご案内申し上げます。
            画廊主 内田 悦夫(2000.1.13〜2000.1.22 遺作展案内状より)    

コミュニケートな肖像 F100

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