| 片岡 千恵 展 |
| 2002年9月30日(月)〜10月6日(日) 11:00am〜6:30pm 最終日5:00pm迄 |
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1975年 高知生まれ
1999年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
卒業製作研究室賞
2000年 ARTBOX大賞展
個展(銀座 あかね画廊)
2001年 link展(目黒 アトリエ清水) |
私は生きている性質を備えているものの存在する情景を描いています。
生きている性質を備えているものとは、物質的に不安定で温度や、湿度、形態をすぐうつしとってしまうもの、そして私が生きていると感じるものです。
そのいちいち変化する煩わしさや、それでも核となる部分は不変であるという存在感、ものの持っている力のようなものを表現したいと考えています。
例えば、人から手渡されたものが熱く湿っていて、水蒸気で自分の手まで濡れてしまった、その刹那に感じること。
描く対象は、暗闇の中に置かれます。その理由のひとつは、生理的にかんじるから。
私はあからさまに見える姿よりも、影の中にひっそりとある存在や質感や色彩にどうしても反応してしまいます。
もうひとつは、何を描いていても視覚だけでなく五感を使って感じたことを表現したいので、画面も、そうあるべきだと思うからです。
個人の原風景の中から流れ出す記憶は、個人の持っている指紋のようなものです。
例え平凡な印象であっても、それは私たちひとりひとりを内側から形成するたいせつなもの。個人にとって、なによりもリアリティを持っているものなのです。
私が生々しいものから発せられる湿気に触発されて絵を描くように、私の絵をみることで、みる人の感じるこころを誘い出したいと思っています。
片岡 千恵
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